第45回 作文コンクール入賞作品
第45回 作文コンクール入賞作品

入選

《島根県》出雲市立さくら小学校1年 滿田 颯真
『「おかえり」っていってもらえる』

 ぼくのいえのちかくには、「たけのや」という、ちいさなおみせがあります。
 たべものやぜんざいなど、いろいろなしょうひんをうっています。おじいさん、おばあさんがやっています。
 ぼくが、ともだちとがっこうからかえってくるとき、そのおみせのまえをとおります。おみせのおじいさん、おばあさんは、ぼくたちがおみっせのまえをとおると、いつもこえをかけてくれます。
 「おかえり。」ぼくは、「ただいま。」とこたえます。
 ぼくたちがかえってくるのを、いつもまっていてくれるようなきがします。ぼくは、おじいさん、おばあさんが、いつもこえをかけてくれるので、どうしてぼくたちがかえってくるときがわかるのかな、とふしぎにおもっていました。
 「ぼくたちが、かいだんをおりてくるあしおとや、おしゃべりのこえで、よくわかるんだよ。」
と、おしえてくれました。
 ぼくは、「なるほど」とおもいました。それに、よくかんがえたら、おじいさん、おばあさんは、ぼくたちがかえるころになるととけいをみていて、「そろそろおみせのまえをとおるかな」と、きにしてくれているから、わかるんだろうなあとおもいました。
 でも、ぼくたちがとおることに、きづかれないときがあります。そんなときは、ぼくたちから、
 「ただいま。」
と声をかけます。すると、みせのおくから、
 「おかえり。」
と、おじいさん、おばあさんがいってくれます。それから、おじいさん、おばあさんが、みせのところへでてきてくれます。おじいさん、おばあさんにあえると、きょうもあえてよかったなあとおもいます。
 ぼくは、いつもぼくたちのことをみまもってくれている「たけのや」のおじいさん、おばあさんに、「ありがとう」といいたいです。

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