入選
《島根県》出雲市立さくら小学校1年 滿田 颯真
『「おかえり」っていってもらえる』
ぼくのいえのちかくには、「たけのや」という、ちいさなおみせがあります。
たべものやぜんざいなど、いろいろなしょうひんをうっています。おじいさん、おばあさんがやっています。
ぼくが、ともだちとがっこうからかえってくるとき、そのおみせのまえをとおります。おみせのおじいさん、おばあさんは、ぼくたちがおみっせのまえをとおると、いつもこえをかけてくれます。
「おかえり。」ぼくは、「ただいま。」とこたえます。
ぼくたちがかえってくるのを、いつもまっていてくれるようなきがします。ぼくは、おじいさん、おばあさんが、いつもこえをかけてくれるので、どうしてぼくたちがかえってくるときがわかるのかな、とふしぎにおもっていました。
「ぼくたちが、かいだんをおりてくるあしおとや、おしゃべりのこえで、よくわかるんだよ。」
と、おしえてくれました。
ぼくは、「なるほど」とおもいました。それに、よくかんがえたら、おじいさん、おばあさんは、ぼくたちがかえるころになるととけいをみていて、「そろそろおみせのまえをとおるかな」と、きにしてくれているから、わかるんだろうなあとおもいました。
でも、ぼくたちがとおることに、きづかれないときがあります。そんなときは、ぼくたちから、
「ただいま。」
と声をかけます。すると、みせのおくから、
「おかえり。」
と、おじいさん、おばあさんがいってくれます。それから、おじいさん、おばあさんが、みせのところへでてきてくれます。おじいさん、おばあさんにあえると、きょうもあえてよかったなあとおもいます。
ぼくは、いつもぼくたちのことをみまもってくれている「たけのや」のおじいさん、おばあさんに、「ありがとう」といいたいです。